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2024年4月25日(木)
★名護東道路延伸の事業化へ評価方針議論
整備に向けてルートや道路構造など比較検討−社整審沖縄委員会
　社会資本整備審議会道路分科会沖縄地方小委員会(委員長：下里哲弘琉球大学工学部教授)が４月24日に開かれ、名護東道路の本部方面への延伸に関する計画段階評価の進め方などを議論。新規事業採択時評価の前段階で政策目標を明確化し、概ねのルートや基本的な道路構造等の比較･評価を行うことを確認した。
　名護東道路の延伸区間は、名護東道路(伊差川ＩＣ)から本部町を結ぶ約13kmで計画。名護市、本部町、今帰仁村の３市町村を通るルートが想定されている。
　区間内の本部町には沖縄美ら海水族館が立地。名護市と今帰仁村にまたがる嵐山地区では、新テーマパーク「ジャングリア」が2025年夏頃にも開業予定となっており、観光客の増加に伴う交通渋滞が懸念されている。また、対象区間では３市町村を連絡する国道や県道が災害による通行規制などで孤立する状況がたびたび発生。災害に強い道路の確保も課題となっている。
　道路の延伸にあたっては�ヾ儻�地アクセス･周遊性の向上�∧�流の効率化��災害時も通行できる道路の確保�て始�交通環境の改善を政策目標として掲げ、取り組みを進める。今後は、住民や観光客などへのアンケート、関係機関への意見聴取などを行い、対応方針案をまとめる。
　
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