| 2024年9月3日(火) |
| ★25年度沖縄関係経費は2083億円を要求 |
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| 避難施設や沖縄訓練場自動化倉庫などに予算計上−防衛省 |
防衛省は、2025年度概算要求の沖縄関係経費として2,083億6,900万円(契約ベース)を計上。24年度予算と比べ4.1％(81億6,300万円)の増額となった。基地周辺対策経費は同比16.4％増の361億7,700万円で、周辺環境整備に230億800万円、住宅防音に131億7,000万円を計上。周辺環境整備では、避難施設(シェルター)整備の必要経費を盛り込み、与那国町、石垣市、宮古島市に助成する。提供施設整備には、同比52％減の50億5,000万円を計上した。
防衛力整備計画３年目となる25年度概算要求は、27年度までに防衛力の抜本的強化を実現するため、着手すべき事業を積み上げた。新たなプロジェクトとして、補給倉庫の自動化に43億円を計上。沖縄訓練場の敷地内に新編予定の補給処支処に最先端の民生技術を活用した自動化倉庫を導入。自動格納や自動ロケーション管理(生産性･品質向上)、立体保管による保管容積効率化などを図る。
このほか、那覇病院施設は調査費を盛り込み、機能強化に向けた建て替えとともに診療科の増設、施設の一部地下化を行う。石垣駐屯地関係では約22億円を計上。26年度に計画している電子戦部隊配備に関連する隊庁舎、保管庫、駐車場新設の基本検討のほか、駐屯地外柵整備、コンテナヤード、レンジャー訓練塔の整備を予定している。事項要求では、米軍再編関係経費として在沖米海兵隊のグアム移転事業のほか、普天間飛行場の移設(代替施設建設等、補修事業)、嘉手納以南の土地返還、ＳＡＣＯ関係経費を盛り込んだ。 |
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