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2025年3月11日(火)
★58号宜野湾道路の来年度事業化は妥当
新規事業採択時評価手続き−社整審沖縄
 社会資本整備審議会道路分科会沖縄地方小委員会(委員長:下里哲弘琉球大学工学部教授)が3月10日、那覇市の那覇第2地方合同庁舎で開かれ、一般国道58号宜野湾道路の新規事業採択時評価に関して審議し、事業化は妥当と判断した。年度内にも国土交通省の社整審道路分科会事業評価部会で事業採択に向けた審議が行われる予定。沖縄総合事務局では、審議中の政府予算案の可決を受けて2025年度から調査や設計などの業務を進める方針。
 宜野湾道路は、沖縄西海岸道路の一部となる自動車専用道路で、北谷町北谷(起点)から宜野湾市宇地泊(終点)に至る延長5.8kmの4〜6車線道路。全線高架構造を採用する。起点側から(仮称)北谷IC、(仮称)大山北IC、(仮称)大山南IC、宇地泊ICを設ける計画。橋梁の架設工法は一般的なクレーン・ベント工法を想定しているが、一部交差点で長期間の交通規制が発生しない「送り出し工法」への変更も視野に、今後、橋梁予備設計段階から早期の施工計画検討を進める。計画交通量は一日当たり約5万6,800台で、全体事業費約1,710億円を見込む。22年度に計画段階評価、23年度に都市計画変更手続きを完了している。
 沖総局は工事について、用地買収を必要としない終点側の宜野湾市宇地泊から伊佐(ユニオン伊佐店近く)区間を先行して進めるとしている。
 
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