トップページへ戻る
2025年6月25日(水)
★建築、電気、機械は9月にも公告
本庁舎行政棟の改修工事−県総務部
 県総務部はこのほど、本庁舎(行政棟)改修に関連する工事13件を含む2025年度発注見通しを公表した。行政棟改修の建築工事は3工区に分割し、順調にいけば9月にも一般競争入札(価格競争)を公告し、10月末頃の契約締結を目指す。参加要件は、いずれも特A等級を含むJVを想定。工期は63カ月を見込む。詳細な発注仕様は調整中。
 付帯する電気と機械も3工区に分けて発注する計画で、機械工事は各工区をさらに細分化し、合計6件の工事を発注する予定。いずれも参加要件はA等級を含むJVで、9月頃の公告を予定。工期は全て63カ月。このほか、熱源設備工事は第2四半期に発注を予定している。工期は17カ月。
 大規模改修工事は、対象となるフロアの執務室を庁舎内外の仮移転先へ一時的に移し、改修完了後に元の場所へ戻す工程を繰り返して、全フロアの改修を順次進める計画。8月には病院事業局(本庁舎4階)が南部合同庁舎9階に仮移転する見通しで、26年1月に各種委員会(本庁舎2階)が自治研修所7〜8階に、教育庁(本庁舎13階)が旧県立図書館1〜3階に仮移転する予定となっている。
 行政棟は1990年に竣工し、築35年が経過している。設備機器や配管類の老朽化が進んでいることに加え、バリアフリー対応や省エネルギー化の必要性もあることから、改修を行う。工事は2030年度完了予定で、総事業費220億円程度を見込んでいる。
 
■その他のトピックス
●実施設計業務を来月8日に開札
 広域火葬場整備事業 - 沖縄市
●与那覇地区補強土壁工事を公告
 擁壁工など実施 - 沖総局開建部
●施設復旧に向けて設計業務公告
 平南取水ポンプ場更新 - 県企業局
●液状化リスク調査プロポ公募
 危険度マップ等作成 - 沖総局開建部