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2024年11月15日(金)
★ＭＩＣＥの任意提案エリア譲渡を要請
地区内に商業施設併設ホテル誘致など構想−与那原町
　与那原町の照屋勉町長は11月13日、県の池田竹州副知事を訪ね、大型ＭＩＣＥ施設整備事業の任意提案エリア「マリンタウン･ベイサイド･ビスタ(Ｈ２、Ｈ３ゾーン)」の譲渡を要請した。10月に行われた同事業の入札が不調に終わったことを受け、町による用地開発を提案。町が進めるスポーツ観光施設整備事業と連動した商業施設併設ホテル誘致構想などを説明した。
　今回譲渡を求めたＨ２(約2.9ha)、Ｈ３(約1.5ha)ゾーンについて、町は2022年３月に策定した「与那原町マリンタウン地区公有地土地利用基本構想」で、小規模ショッピングモールを併設するビジネスホテルや、リゾートスタイルのファミリー向けホテルの誘致を想定している。大型ＭＩＣＥ施設の開業遅延による町のまちづくりへの影響を懸念し、同エリアのＭＩＣＥエリア形成事業基本計画からの切り離しを求めた。
　町が進めるマリンタウン地区公有地活用事業では、民間活力を導入し、プロスポーツ対応の多目的運動施設(屋内･屋外)や温泉施設、ジムやリハビリ機能を備えたコンディショニングケア施設、宿泊施設(100室以上)などを整備。さらに、Ｐａｒｋ―ＰＦＩ導入により公園用地での飲食施設やスポーツショップなどの設置を進める。今年３月には、(株)てるまさホールディングスを代表とする企業グループと協定を締結しており、25年２〜３月にも本体工事に着手する見通し。
　
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