2025年4月18日(金) |
★ウォーターPPP導入に向け可能性調査 |
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来月にも関連業務を公告−浦添市上下水道部 |
浦添市上下水道部は、「ウォーターPPP導入可能性調査業務委託」の発注に向けた準備を進めている。下水道事業に官民連携手法を導入する可能性を探る基礎調査で、早ければ5月にも入札公告し、6月の契約、7月の作業開始を見込む。発注は公募型プロポーザルや一般競争入札などを想定しており、履行期間は2026年3月末までを予定。 業務内容は、市流域関連公共下水道の執行体制や運営状況の整理に加え、管渠の維持管理や改築更新を含めた複数の事業スキームの設定・検討などを予定。原則10年間とするウォーターPPP期間中の事業費を従来手法と比較し、災害時対策や技術継承など経済性以外のメリット・デメリットも含めて総合的に評価する。業務範囲は市全域の汚水・雨水整備面積1,823haで、対象施設が汚水管渠、雨水管渠、汚水中継ポンプ場など。 市では、調査結果を踏まえ今年度内に導入可否を判断する考え。導入する場合は26年度に必要書類の作成を進め、公募手続きに入る方針。調査は国の官民連携等基盤強化推進事業からの補助金2,000万円を活用して実施。なお、同補助金は糸満市にも交付が決定している。 |
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