2025年1月30日(木) |
★多良間FP実計プロポ3月にも公告へ |
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関連業務6件も4月から順次入札−土地改良事務所 |
沖縄総合事務局土地改良総合事務所は、多良間地区国営土地改良事業関連の多良間ファームポンド(FP)実施設計業務を早ければ簡易公募型プロポーザル方式で3月頃にも手続きを開始し、5月頃に事業者を特定・随意契約する予定。発注規模は3,000万〜5,000万円未満。かんがい施設整備に向け年次的に計画を進めているもので、2025年度はファームポンドのほか、仲皿集水池実施設計業務などの関連業務6件を一般競争総合評価方式で4〜5月(第1四半期)頃にかけて順次入札。また、受益面積等調査委託業務を4月頃に随意契約する。同事務所では、設計・調査等を経て全体計画を取りまとめた後、早期着工を目指す。 多良間地区は島に河川がなく、農業用水を降雨に依存していることから、国営土地改良事業でファームポンド、貯水池(集水池)などを整備し、農業用水の安定供給、農業生産性の向上を図る。計画では、主要施設が貯水池5カ所(地下水取水施設20カ所)、揚水機(ポンプ場等)10カ所、用水路24.0km、水管理施設などを整備。受益面積は758ha(2023年10月時点)。受益戸数は約500戸を見込む。 昨年プロポで公募したファームポンド基本設計業務は日化エンジニアリング(株)が受託。規模は直径約32m、高さ約20m、有効貯水量約6,400m3程度を想定。23年度発注の同地区全体実施設計業務は内外エンジニアリング(株)が受託した。 |
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